ジムでインストラクターとして働くとき、「国家資格を取得したほうがよいか」「役立つ資格はあるのだろうか」と、疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、インストラクターと資格の関係性、そしてインストラクターとして働くうえで役立つ資格を解説します。インストラクターとして働きたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
インストラクターになるために、国家資格は必要ありません。大学や専門学校、あるいはアルバイトなどで専門知識を身につければ、インストラクターになることができます。
しかし、資格を保有することでさまざまなメリットがあるのも事実です。具体的には、以下のようなメリットがあります。
例えば、採用面接において資格を持っていない人よりも、資格保有者のほうが有利となるケースがあります。また、実務の際も資格を取得する際に身につけた知識が役立ちます。
資格が必ずしも必要ではないものの、インストラクターとしてより活躍したいのであれば、取得を目指したほうがよいでしょう。
とはいえど、「資格がなくても早く働きたい」という方は、「Dr.stretch」のストレッチトレーナーを検討してみてください。
Dr.stretchは研修制度が整っているため、未経験であってもトップトレーナーとして活躍できるチャンスがあります。
昨今の健康意識の高まりから、スポーツジムのインストラクターとして働きたいと考える方は少なくありません。
経済産業省が発表している資料によると、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年以降はフィットネスクラブの利用者が減っていましたが、2021年以降は回復傾向にあります。
スポーツジムによっては、未経験でも採用している施設や、入社後の研修でスキルを身につけられるところもあります。
ただし、資格を持っていない場合は、正社員としての登用ではなく、アルバイトなどからスタートする可能性が高いです。
インストラクターに役立つ民間資格として、以下の3つがあります。
インストラクター以外の業種でも生かせる資格ですので、将来を見据えて検討してみてください。
資格の特徴 | 生活習慣予防のために効果的な運動指導ができる専門的な資格 |
主な業務内容 | ・運動プログラム作成 ・運動指導 |
活躍できる主な場所 | ・フィットネスクラブ ・病院関連など ・介護 ・福祉施設など ・学校 |
資格取得方法 | 講習会や養成校で受講資格を得て、認定試験に合格 |
健康運動指導士は、運動指導の専門家として幅広い業種で活躍できる資格です。
個々の状態や能力に合わせたプログラムを組み、実際に運動のサポートまで行います。クライアントが健康になるためのプログラムを自分で作成できるため、ジムで運動を行う方向けの指導も可能です。
生活習慣病予防を専門に行う資格であるため、将来的にさらに需要が増す可能性もあり、運動の指導に携わりたい方におすすめの資格といえます。
資格の特徴 | 日本人の身体にあった本格的なトレーニング法を提案、指導できる |
主な業務内容 | ・運動プログラム作成 ・運動指導 |
活躍できる主な場所 | ・フィットネスクラブ ・ジムのトレーナー ・アスリートの指導 ・スポーツインストラクター |
資格取得方法 | JATIに入会後養成講習会を経て、認定試験に合格 |
JATI認定トレーニング指導者資格は、日本トレーニング指導者協会が認定している資格で、指導者に合わせて適切な運動プログラムを実施できることを証明できます。
身体能力の向上を目的としたプログラムを組み、実際にトレーニングの指導まで行えるため、ジムを利用する幅広い方のサポートが行えます。
3段階のレベルにわかれており、よりレベルの高いインストラクターを目指したい方にもおすすめです。
資格の特徴 | トレーニングからコンディショニング管理まで、運動全般のサポートが行える |
主な業務内容 | ・全般的なクライアントのトレーニング管理 ・トレーニングやコンディショニングの指導 |
活躍できる主な場 | ・パーソナルトレーナー ・フィットネスインストラクター ・スポーツインストラクター全般 |
資格取得方法 | NSCAジャパンに入会→CPR/AEOの認定を経て、認定試験に合格 |
NSCA認定パーソナルトレーナーは、クライアントにエクササイズ指導を行える資格です。NSCAが認定しているトレーナーは世界に55,000人以上います(2021年6月時点)。
年齢を問わず幅広い方のトレーニング指導を行える資格で、取得者の中にはジムのインストラクターの他に、パーソナルトレーナーとしても活躍する方がいます。
医学的、運動生理学的といった観点から安全で効果のあるプログラムを組め、専門性の高いトレーニング知識の習得が可能です。
理学療法士や柔道整復師の方も取得している資格のため、将来アスリートのトレーナーを行いたい方や独立を目指す方に、おすすめの資格といえます。
特定分野の運動やトレーニングが行えることを証明できる資格もあります。ここでは、代表的な以下の4つの資格を紹介します。
資格の特徴 | コアバランスストレッチの技術を提供できる |
主な業務内容 | ・コアバランスストレッチの提供や指導 |
活躍できる主な場所 | ・コアバランスストレッチ専門「Dr.stretch」 ・専属スポーツトレーナー ・独立開業 |
資格取得方法 | MGAストレッチコース卒業後、ライセンス発行の申請を行う |
コアバランスストレッチトレーナーライセンス(CBSTライセンス)は、コアバランスストレッチの専門家として活躍できる資格です。
昨今のストレッチブームにより需要が高く、年齢や性別に関係なく指導できるため、幅広い現場で活躍可能です。
資格取得の条件になっているMGAストレッチコースを受講することで、実践的な技術から筋肉についての解剖学を学べるため、ストレッチトレーナーを目指すなら、ぜひとも取得しておきたい資格です。
資格の特徴 | 姿勢改善をメインに、パーソナルトレーナーとして活躍できる |
主な業務内容 | ・マットやベッドでのストレッチ指導 |
活躍できる主な場所 | ・スポーツジム ・フィットネスクラブ ・パーソナルトレーニング専門店 ・独立開業 |
資格取得方法 | IBMA個人会員に登録後、資格コース満了で取得 |
IBMA認定パーソナルストレッチトレーナーは、国際ボディメンテナンス協会(IBMA)が認定している資格で、ボディメイクを主としたストレッチ指導ができます。
骨盤矯正や腰痛、反り腰といった身体の悩みを、個々の身体事情に合わせてマンツーマンで指導できるスキルの習得が可能です。
資格の難易度が3段階にわかれており、習熟度に応じて資格を選択できます。パーソナルトレーナーを目指すなら、習得しておきたい資格の一つです。
資格の特徴 | 6つの種目から選べ、大勢の先導に立ってインストラクターで活躍できる |
主な業務内容 | ・集団で行うエクササイズ(ストレッチやエアロビックダンスなど)の指導 |
活躍できる主な場所 | ・スポーツジム ・フィットネスクラブ ・その他スポーツ施設 ・介護施設や福祉施設 |
資格取得方法 | 指導未経験者:養成校修了→認定試験に合格 指導経験者:認定試験に合格 |
グループエクササイズフィットネスインストラクターは、日本フィットネス協会が認定する資格で、
エアロビックダンスやアクアウォーキングなど、ジムで行われるグループエクササイズの指導が行えます。
他にも、ストレッチやウォーキングなど、分野ごとの基礎知識から専門知識の習得が可能です。
集団で行うエクササイズに必要なスキルや知識を身につけられるため、ジムで働く方の役に立つ専門的な資格といえます。
資格の特徴 | ヨガに関する全般的な知識を証明でき、ヨガ講師として活躍できる |
主な業務内容 | ・ヨガエクササイズの指導 |
活躍できる主な場所 | ・フィットネスクラブ ・ヨガ専門店 ・フリーランス |
資格取得方法 | ヨガ養成スクールに通い取得 |
PYT200は、国際的なヨガ団体である全米ヨガアライアンスが認定する資格です。ヨガの基本的な考え方や、インストラクターとして必要な基礎的なトレーニングを習得していると認定されます。
ヨガの基礎知識からインストラクター技術まで学べ、スクールに通うことで取得できるのが魅力です。
ジムで働く以外にも、スタジオインストラクターや動画コンテンツでの開業を目指す方に、おすすめの資格といえます。
インストラクターになるための方法として、以下3つの方法があります。
まずは、大学や専門学校で知識を身につけた後、就職する方法です。運動理論や機能解剖学といった知識や、各スポーツの実技スキルなど、スポーツインストラクターに必要な知識をじっくり学べます。
専門学校であれば、短期間でインストラクターに関する知識が学べるため、早く就職して働きたい方に向いています。
大学の場合は、スポーツや健康関連の学部を選ぶとインストラクターに関する勉強ができます。じっくりと勉強ができるため、インストラクター以外の進路に迷っている方におすすめといえます。
ジムでアルバイトをし、そのままジムインストラクターとして就職するケースも多いです。現場での実務経験は、インストラクター業界において価値が高く、企業も即戦力としての採用を検討します。
アルバイトであれば未経験でも採用されやすいため、実践を通してインストラクターを目指したい方におすすめです。
また、大学や専門学校でインストラクターの勉強をしている場合、アルバイトとしてジムでの実践経験を積めれば、その後の就職活動で有利に働きやすいです。
未経験でインストラクター業界への就職や転職を考えている方は、ストレッチやヨガなどの専門店で技術を学ぶ方法もあります。
インストラクターとして働くのであれば、実践的な技術や知識が重要となるため、専門店で働くことによってその分野に特化したスキルを効率よく吸収できます。
もし、働きたい分野が決まっている場合は、その分野の専門店を探し、実際に働いてみるのも良いでしょう。
インストラクターにはボディメイクやヨガ、集団向けのフィットネスインストラクターなどがありますが、「ストレッチトレーナー」として働く方法もあります。
ストレッチ専門店「Dr.stretch」では、コアバランスストレッチという唯一無二のストレッチ方法を提供しています。
コアバランスストレッチは、Dr.stretch独自のストレッチ法で、メジャーリーガーのボディメンテナンスとして支持されているストレッチです。
Dr.stretchでは、これまでに1,500名以上のトレーナーを輩出していますが、活躍するトレーナーの9割が未経験からスタートしています。
充実した研修システムがあるため、未経験者でもプロトレーナーを目指せます。あなたもこの機会に、ストレッチトレーナーを目指してみませんか?