スポーツトレーナー

スポーツトレーナーのやりがいとは?大変なこともあわせて紹介

2023.04.11

スポーツトレーナーという働き方に興味がある方の中には、「どのようなやりがいがあるのか」「大変な部分も知りたい」と疑問を抱く方がいるのではないでしょうか。

この記事では、スポーツトレーナーのやりがいと魅力、具体的な仕事内容や向いている人の特徴を紹介します。

また、スポーツトレーナーの大変なところについてもまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。

スポーツトレーナーのやりがいとは

スポーツトレーナーのやりがいとは

スポーツトレーナーには、「この仕事に就いて良かった」とやりがいを感じられる場面がいくつかあります。

  • ・スポーツ選手の成長を間近で感じられる
  • ・スポーツ選手と喜びを共有できる
  • ・スポーツ選手の精神面もサポートできる
  • ・スポーツの専門家として長く関わることができる

次項でそれぞれ、詳しく見ていきましょう。

スポーツ選手の成長を間近で感じられる

スポーツトレーナーは、選手が最高の状態でパフォーマンスできるよう、健康管理からトレーニングの指導まで、さまざまな面からサポートします。

選手の状態が良くない時期や、思うように結果が伴わない時期もありますが、これらを一緒に乗り越えることで、ともに成長しやりがいを感じられます。

また、選手が競技大会などで良い成績を残せたときも、大きなやりがいを感じられる瞬間です。

スポーツ選手と喜びを共有できる

スポーツトレーナーは、常に選手に寄り添うため、選手の日々の努力やさまざまな苦悩を知ることになります。

厳しいトレーニングやつらい時期を見てきたスポーツトレーナーだからこそ、指導してきた選手が良いパフォーマンスを発揮できたときは、本人と同じように喜びを感じられます。

たとえ、なかなか結果が出なかったとしても、選手から感謝されるたびに「スポーツトレーナーを続けて良かった」と感じる方は多いです。

スポーツ選手の精神面もサポートできる

スポーツ選手の中には、けがをして苦しんでいる方や、なかなか思うような結果が出ずに焦っている方もいます。このような選手の精神的なサポートも、スポーツトレーナーの仕事です。

選手に寄り添い精神面をサポートすることで、相手との信頼関係が高まり、モチベーションを上げるきっかけにもなります。

けがで苦しんでいた選手が復帰し、結果を出せたときや活躍できたときもやりがいを感じられる瞬間です。

スポーツの専門家として長く関わることができる

スポーツトレーナーとして働いている方の中には、もともとスポーツ選手として活躍していた方も少なくありません。

スポーツ選手としての実績がある方であれば、自身の経験を生かしながら選手をサポートすることもできます。

現役を引退してからも、スポーツトレーナーとしてスポーツに関われる点は、スポーツトレーナーのメリットであり、やりがいにもつながります。

スポーツトレーナーの大変なところ

スポーツトレーナーの大変なところ

スポーツトレーナーは、やりがいが多い半面、以下のように大変な部分もあります。

  • ・選手とコーチの間に入って調整が必要なこともある
  • ・間違ったトレーニングをすると選手に影響がでる
  • ・選手ファーストの生活になりがち

選手とコーチの間に入って調整が必要なこともある

スポーツトレーナーとしてチームに所属している場合、選手とコーチの間に入ることが多くなります。両者の言いぶんが分かるだけに、仲介に悩まされてしまうケースもあります。

スポーツトレーナーとして担当する選手の数が多い場合は、話を聞いたり、調整したりしなければならない機会がさらに増えます。

そのため、選手とコーチそれぞれと信頼関係を築き、あまり時間をかけ過ぎずに関係をつなぐ必要があるのです。

スポーツトレーナーは選手とコーチをはじめとするチーム全体を把握し、サポートをしなければならないので、大変だと感じる場面があります。

間違ったトレーニングをすると選手に影響がでる

スポーツトレーナーは、選手に最適なプログラムを作成し、正確にサポートする必要がありますが、間違った方法で指導してしまうと悪影響を与えてしまう可能性があります。

例えば、誤ったトレーニング方法でけがをさせてしまうと、選手との信頼関係が崩れてしまう場合もあります。

常に正しい指導を求められる点も、スポーツトレーナーの大変なところの一つです。

選手ファーストの生活になりがち

スポーツトレーナーは、担当する選手によって、仕事の色合いが異なります。

特に、トップアスリートを担当する場合は、選手ファーストな生活になりがちです。遠征で何カ月も同行したり、自分の時間を取れないケースもあります。

また、相手の精神面にも考慮する必要があるため、信頼関係を築くことが重要となり、選手が精神的に不安定になっているときは、そこを見極めサポートしなくてはなりません。

スポーツトレーナーの主な仕事内容

スポーツトレーナーの主な仕事内容

スポーツトレーナーの仕事内容として、主に以下があげられます。

  • ・トレーニングのプログラム作成および指導
  • ・日々の健康管理
  • ・食事の管理
  • ・メンタル管理
  • ・けが予防
  • ・けがをした際の応急処置
  • ・リハビリテーションのサポート

スポーツトレーナーは、トレーニングの指導だけでなく、さまざまな管理やサポートを行います。

スポーツ選手が良いコンディションを維持できるよう、一人一人に向き合う必要があるのです。

スポーツトレーナーの種類

スポーツトレーナーの種類

続いて、ここからはスポーツトレーナーの種類について紹介します。

アスレティックトレーナー

アスレティックトレーナーは、けがの応急処置や早期回復をするためのリハビリテーションを行うことに特化したトレーナーです。

テーピングやアイシングなど、トレーニング中やトレーニング後の医療的サポートを行うトレーナーで、専門的な知識が必要となります。

他にも、トレーニングや試合などでの疲れをため込まないために、ストレッチやマッサージなどを指導するのもアスレティックトレーナーの仕事です。

メディカルトレーナー

メディカルトレーナーは、けがをした選手に対して、運動機能を回復させるためのリハビリテーションを行います。

アスレティックトレーナーとの違いは、整形外科などの医療機関に勤務し、医師と連携を取りながら運動機能を回復させるための治療計画を作成する点です。

メディカルトレーナーは、理学療法士などの国家資格が必要となります。

コンディショニングトレーナー

コンディショニングトレーナーは、試合などで最高のパフォーマンスができるよう、選手のコンディショニングを行います。

トレーニング計画の作成や指導だけでなく、練習や試合の前後でストレッチやマッサージを行い、身体のバランスを取ることも仕事です。

けがをしにくく、身体の機能をうまく使えるようにトレーニングするのもコンディショニングトレーナーの仕事です。

また、後述する「Dr.stretch」のストレッチトレーナーは、コンディショニングトレーナーの一つに分類されています。

ストレッチトレーナーとは、身体の仕組みを熟知した、ストレッチ施術のプロフェッショナルのことです。

Dr.stretchでは、独自技術である「コアバランスストレッチ」を取り入れながら、多くのアスリートを対象にボディメンテナンスのサポートをしています。

フィットネストレーナー

フィットネストレーナーは、スポーツジムやフィットネスクラブでトレーニングの指導を行います。

ダイエットや筋力増強など、目的にあわせて一人一人にあったプログラム作成と指導が必要です。

スポーツや身体に関する知識はもちろん、幅広い方々のトレーニングに携わるため、コミュニケーション能力も重要となります。

ストレングストレーナー

ストレングストレーナーは、体力や筋力を向上させるためのサポートを行います。

スポーツ選手の適性や能力を考慮したうえで、運動機能の向上などに必要なトレーニングプログラムを作成し、指導します。

そのため、一般の方というよりも、アスリートを指導する機会のほうが多いのが特徴です。

スポーツトレーナーになる方法

スポーツトレーナーに興味はあるものの、「スポーツトレーナーになるにはどうしたら良いか分からない」という方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、スポーツトレーナーになる方法について解説します。

大学や専門学校で学ぶ

大学の場合、体育系や医療系、あるいは健康科学学部、スポーツ関連学科のあるところに通うことで、スポーツトレーナーの技術や知識を身につけられます。

専門学校の場合は、アスレティックトレーナー科やスポーツトレーナーコースなどがあるところに通うことで、スポーツトレーナーの技術や知識の習得が可能です。

スポーツ科のある大学や専門学校では、リハビリテーション関連の国家資格を取得するためのサポートがある学校もあります。

独学で知識の勉強や資格を取得する

学校に通わなくても、独学でスポーツトレーナーになれます。

しかし、大学や専門学校を卒業している方に比べて、スポーツトレーナーになるための知識や技術を学んできたという証明が難しいです。

このため、独学で学習する場合には、知識や技術があることを証明し、スポーツトレーナーとして信頼を得やすいよう、資格があるほうが良いといえます。

実務経験を積める企業に就職をする

大学や専門学校、あるいは独学でスポーツトレーナーを目指す以外に、実践経験を積める企業に就職する方法もあります。

例えば、「Dr.stretch」では、1,500名近くのストレッチトレーナーが在籍していますが、実はその9割が未経験からのスタートです。

Dr.stretchには、技術研修に基づいたトレーニング論や解剖学を学べる新人研修をはじめ、スキルアップ研修など独自の研修制度が充実しています。

そのため、未経験であっても問題はありません。

このように経験を積める場所を探し、スキルを身につけることでいち早くスポーツトレーナーを目指す道もあります。

スポーツトレーナーに向いている人の特徴

ここからは、「スポーツトレーナーに向いているかどうかが気になる」という方に向け、向いている人の特徴を紹介します。

円滑なコミュニケーションを取れる人

スポーツトレーナーは、トレーニングの指導だけでなく、スポーツ選手の精神面や日々の健康管理なども仕事になります。

また、選手の状態把握や相手との信頼関係構築も重要です。チームに所属するスポーツトレーナーの場合は、監督やコーチとも連携しなければなりません。

そのため、円滑なコミュニケーションを取れる人ほど、スポーツトレーナーに向いています。

新しい知識や技術などを学ぶ意欲がある人

スポーツトレーナーは、働く場所によって必要とされる技術や知識が異なります。そのため、学んだ基礎をその都度、応用していく力が必要です。

自分自身の経験だけでなく、新しい知識や技術を学ぶ意欲がある人はスポーツトレーナーに向いているといえるでしょう。

人をサポートすることが好きな人

スポーツトレーナーは、スポーツ選手をさまざまな面からサポートをしていくのが仕事です。

自分が裏方になって縁の下の力持ちとなり、主役である選手を支えることが必要となってきます。

相手の状態や状況を冷静かつ正確に判断し、選手ファーストで行動できる能力が求められるため、「人をサポートすることが好き」という方は、スポーツトレーナーに向いているといえます。

ストレッチトレーナーもやりがいのある仕事の一つ

「未経験からスポーツトレーナーに挑戦してみたい」「やりがいの大きいスポーツトレーナーになりたい」という方は、ストレッチトレーナーという職種に一度、目を向けてみてください。

ストレッチトレーナーとは、ストレッチの技術や知識を身につけたプロフェッショナルのことです。

ストレッチの専門店である「Dr.stretch」では、「コアバランスストレッチ」を取り入れており、身体を伸ばし体質改善していくことを目的としています。

コアバランスストレッチは、アスリートのパフォーマンス向上のために生まれた技術で、メジャーリーグのボディメンテナンスとしても支持されています。

これまでに1,500名近くのストレッチトレーナーを輩出しており、その9割が実は未経験からのスタートでした。

トレーナーとしての経験がない方でもチャレンジしやすいよう、充実した研修制度を設けていますので、興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

未経験からスポーツトレーナーへ