ピラティス

ピラティスに向いている人・向いていない人とは?特徴を紹介

2023.07.31

継続してピラティスを行っている方、あるいは初心者の方の中には、「ピラティスが向いていないのではないか?」と疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、ピラティスに向いている人と向いていない人の違いがどのようなものなのか、を詳しく解説します。

また、「ピラティスに向いていない」と感じたときに、本当に向いていないかどうかを確認する方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

ピラティスが向いている人の特徴

ピラティスが向いている人の特徴

では早速、ピラティスが向いている人の特徴をみていきましょう。具体的には、以下の3つがあげられます。

  • ・身体を引き締めたい人
  • ・姿勢を改善したい人
  • ・機能的な身体の動かし方を知りたい人

身体を引き締めたい人

ピラティスは、身体を引き締めたい人に向いています。なぜなら、ピラティスは、全身の筋力を効果的に鍛え、筋肉を引き締めることに焦点を当てているからです。

特に、体幹の筋肉を重視し、腹部、背中、ヒップなどを強化します。これにより、姿勢が改善され、ウエストやヒップ周辺を引き締める効果が期待できます。

さらに、ピラティスは長く引き締まった筋肉を促進し、シンメトリーな身体のバランスを作っていくことから、美しいボディラインを実現するのに役立つでしょう。

姿勢を改善したい人

ピラティスのトレーニングは、正しい姿勢にも重点を置いています。体幹の筋肉を強化することで、背中の強さや柔軟性を高め、姿勢をサポートします。

また、ピラティスのポーズや動きは身体のバランスを整える助けとなり、背骨の柔軟性や可動性を向上させます。

したがって、姿勢を改善したい人にとって、ピラティスは効果的なトレーニング法となるでしょう。

機能的な身体の動かし方を知りたい人

ピラティスは解剖学に基づいて、機能的な身体の動かし方を知ったうえで行うエクササイズです。

感覚で身体を動かしていくのではなく、「なぜこのような動きをするのか?」ということに理由が存在しています。

一つ一つの動きに対する理由を知り、機能的な身体の動かし方を知れるため、エクササイズを行う意味を納得しやすくなるでしょう。

また、こうすることで効果を実感しやすくなるため、高いモチベーションを保った状態でピラティスに取り組みやすくなります。

ピラティスが向いていない人の特徴

ピラティスが向いていない人の特徴

続いて、ピラティスが向いていない人の特徴を解説します。具体的には、以下の3つがあげられます。

  • ・短期間で結果を出したい人
  • ・ボディビルディングをしたい人
  • ・オンラインレッスンしかできない人

短期間で結果を出したい人

ピラティスは、はじめてすぐ劇的にスタイルや体調が改善されるエクササイズではありません。

また、そもそもの目的が体重を落とすというものでもないため、短期間での減量を目標としている方にも向いていないでしょう。

ただし、ピラティスはインナーマッスルを鍛えて基礎代謝をあげたり、姿勢を改善したりするため、続けることで少しずつ着実に効果を実感できるといえます。

ボディビルディングをしたい人

筋肉には、外側にあるアウターマッスルと、体幹部に近いインナーマッスルがあります。

ピラティスでは、インナーマッスルを刺激することで、身体をしなやかにする細くて長い筋肉の強化を目指します。このため、ボディビルダーのようなスタイルを目指す方は、ピラティスではなく筋力トレーニングで筋肉を大きくするほうが良いでしょう。

ただし、筋力トレーニングとあわせてピラティスを行うのは有効です。筋力トレーニングは筋肉や関節などに過度な負担をかけてしまう場合があるため、けがや不調の予防としてピラティスを取り入れると、総合的に機能的な身体作りができるといえます。

オンラインレッスンしかできない人

ピラティスは、オンラインレッスンで十分と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、身体を正しく動かしていくためには、インストラクターから直接指導をしてもらわないと難しい部分も多いです。

また、ピラティスは正しい呼吸法や正しい姿勢で行う必要があり、間違った方法ではけがや腰痛を引き起こす原因となってしまいます。

もし、オンラインレッスンを受講する場合は、ピラティススタジオなどでの直接指導と併行すると良いでしょう。

ピラティスが自分に向いているかを見極めるには?

ピラティスが自分に向いているかを見極めるには?

ピラティスが向いているのかどうかを見極めるためには、以下3つのことを実践してみてください。それぞれどのように見極めていくのか、次項で詳しく解説します。

  • ・30回受講して変化を感じられるか確認する
  • ・複数のレッスンを受講してみる
  • ・受講する頻度を変える

30回受講して変化を感じられるか確認する

ピラティスは、数回行っただけで変化を感じられるようなエクササイズではありません。

ピラティスの考案者であるジョセフ・ピラティス氏が残した言葉、「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」のとおり、ピラティスに向いているかどうかを見極めるには、最低でも30回受講をしてみましょう。

そのうえで、身体に変化を感じられたかどうかを確認してみてください。

複数のレッスンを受講してみる

ピラティスにはさまざまなレッスンの形態があるため、複数のレッスンを受講してみましょう。

そもそも、ピラティスには、「マットピラティス」と「マシンピラティス」の2種類があります。

マットピラティスが向いていないと感じた場合は、専用のマシンを使って行うマシンピラティスを受講してみると良いでしょう。

また、複数人で行うグループレッスンや、個別に行うマンツーマンレッスンもあるため、どちらも受けてみて比較することも効果的です。

受講する頻度を変える

ピラティスは回数を重ねることで効果を実感しやすくなるため、月に1回レッスンを受講している方よりも、毎週1回レッスンを受講している方のほうが効果をより早く実感できます。

自分に向いているのかどうかを見極めたい場合には、受講する回数を増やしてみてください。

最低でも1週間に1回以上レッスンを受けられるようにするのがおすすめです。

レッスンを毎週1回以上受講するのが難しい方は、オンラインレッスンを取り入れて自宅でピラティスを続けてみるのも良いでしょう。

ピラティスが向いていないと感じたときにやること

ピラティスが向いていないと感じたときにやること

続いて、ピラティスが向いていないと感じたときには、以下2つのことを試してみてください。

  • ・本や動画を活用して知識を増やす
  • ・自分の姿を確認してみる

本や動画を活用して知識を増やす

ピラティスを正確に行うためには、さまざまな知識が必要です。そのため、自己流では難しく、正しい呼吸法や動き方を学習する必要があります。

もし、効果が実感できない場合は、ピラティスに関する本や動画を活用してピラティスについての知識を増やしてみてください。呼吸の仕方や動き方のコツを学べ、難しいと感じていたものができるようになるかもしれません。

自分の姿を確認してみる

自分の姿を確認することで、正しい動きができているかどうかが分かったり、動き方を修正できたりします。

自宅にある鏡やスマートフォンなどを使い、ピラティスをしているときの自分の姿を撮影してみましょう。

撮影の回数を重ねていけば、徐々に動きが改善され、スムーズに動けるようになっていることが実感できるでしょう。

ピラティスを愛する方へ!WECLEでトレーナーを目指してみませんか?

ピラティスは、けがやリハビリを目的としたエクササイズとして考案され、すべての動きに意味がある非常に奥が深いものです。

また、ピラティスは回数を重ねることで効果が表れるため、向いているかどうかは紹介した方法を試してみたうえで判断するようにしてみてください。

最後に、ピラティスが好きで、ピラティスをマスターしたいと考えている方は、ピラティストレーナーを目指してみてはいかがでしょうか?

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トレーナーライセンスは不要で、技術をはじめ、接客やマナーなども身につけられる研修を用意しています。今はまだ、具体的にイメージができなくても問題ありません。必要な知識はデビュー後も徐々に学んでいきます。

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