スポーツ インストラクター

スポーツインストラクターになるメリット・デメリットとは?

2024.01.29

身体を動かすのが好きな人の中には、将来スポーツインストラクターになることを希望している人も少なくないのではないでしょうか。

また、スポーツインストラクターがどのような仕事か気になる方もいらっしゃると思います。

そこでこの記事では、スポーツインストラクターの主な業務をはじめ、スポーツインストラクターとして働くメリット・デメリットを解説します。

未経験からチャレンジできる方法についても触れていますので、ぜひ最後までお読みください。

そもそもスポーツインストラクターとは

そもそもスポーツインストラクターとは

スポーツインストラクターとは、スポーツや運動に関する指導をする人のことです。

しかし、スポーツインストラクターと一口にいっても、フィットネスインストラクターやヨガインストラクター、スイミングインストラクターなどさまざまな職種があります。

フィットネスクラブやスポーツジムなどで技術や知識を教えていくのが主な業務となるものの、子ども向けのレッスンであれば、挨拶の大切さや仲間への思いやりなど気持ちを育むという教育的な要素が含まれる場合もあります。

スポーツインストラクターになるために必要な資格や免許はないため、フィットネスクラブやスポーツジムなどの採用試験に合格すれば働けます。

ただし、スポーツ協会・団体などが主催する認定資格を持っていると、就職や実際の業務に有利に働く場合もあるので、必要に応じて取得しておくとよいでしょう。

なお、似たような職種にスポーツトレーナーがありますが、こちらは技術指導だけでなく、食事や睡眠といった健康面もサポートするのが主な仕事です。

スポーツインストラクターの主な業務

スポーツインストラクターの主な業務

スポーツインストラクターの業務は、職種や勤め先によって異なります。そのため、ここではあくまで一般的な業務内容についてみていきましょう。

  • ・スポーツに関する指導やレッスン
  • ・レッスンのプログラム作成
  • ・スタジオの清掃や受付業務
  • ・施設案内や入会手続きの案内
  • ・コンディショニング指導

スポーツに関する指導やレッスン

スポーツインストラクターの主な業務として、スポーツに関する指導やレッスンがあります。

フィットネスクラブやスポーツジムを利用するさまざまな人にあわせて、けがや事故がないようサポートをしていきます。

一緒に身体を動かしながらレッスンを行うほかに、器具の扱い方を説明したり、正しいフォームでトレーニングできているかをチェックしたりすることも、スポーツインストラクターの大切な役割です。

レッスンのプログラム作成

利用者にあったレッスンを行うには、プログラムの存在が必要不可欠です。

健康習慣の改善やダイエット、大会への参加など、利用者がスポーツを行う目的はさまざまなため、レッスンにあったプログラムを作成するのも、スポーツインストラクターの大切な業務となります。

目指している到達点が異なれば、行うべきレッスンの内容も当然変わってきますので、利用者の要望を把握し、効果的なプログラムを組み立てることが求められます。

スタジオの清掃や受付業務

スタジオの清掃やトレーニング器具の点検なども、スポーツインストラクターの仕事です。場合によっては、受付業務や事務作業などもスポーツインストラクターが行います。

スタジオやジムに専任のスタッフが配置されている場合は、清掃作業がないケースもありますが、基本的にはこれらの業務もスポーツインストラクターが行うと考えておきましょう。

ただし、フリーランスのインストラクターのように、業務の範囲があらかじめ契約内容で定められていれば、事務作業などの業務は含まれないこともあります。

施設案内や入会手続きの案内

利用者がフィットネスクラブやスポーツジムなどへ入会する際、まず見学を希望する方が少なくありません。そのため、館内の設備などを紹介したり、入会の案内を行ったりする必要があります。

専任のスタッフがいない限りは、これらの業務を行うのもスポーツインストラクターです。

自身が担当している分野以外のことついても把握しておくと、見学者の疑問に受け答えしやすくなり、ジムのイメージアップにもつながるかもしれません。

コンディショニング指導

スポーツインストラクターは、利用者の睡眠時間や食事の内容など、生活習慣へのアドバイスを行うこともあります。

スポーツをするうえで、資本となる身体づくりは欠かせません。

身体のバランスを整えて安全な状態でレッスンに臨んでもらい、適切な効果が得られるよう配慮するのもスポーツインストラクターの大切な仕事です。

スポーツインストラクターとして働くメリット

スポーツインストラクターとして働くメリット

スポーツインストラクターのメリットとして、以下の3つがあげられます。次項で詳しく解説します。

  • ・自身のスキルや知識を生かしやすい
  • ・仕事のモチベーションを維持しやすい
  • ・独立して活躍することもできる

自身のスキルや知識を生かしやすい

これまで行ってきたスポーツの経験や運動に関する知識は、実際の業務に反映できる部分もあり、スキルを生かしやすいです。

また、医療系の資格を持っている場合は、応急処置や運動後のケアにも役立つため、現場での活躍だけでなく採用の場面でも有利に働くかもしれません。

加えて、業務を通じて身体を動かすことができるため、自身の健康面においてもメリットがあるといえるでしょう。

仕事のモチベーションを維持しやすい

スポーツインストラクターは、仕事へのモチベーションを維持しやすいのもメリットの一つです。

好きな仕事に取り組むことで得られるモチベーションはもちろん、利用者と接することが多いスポーツインストラクターは、お客様の頑張る姿からやる気を分けてもらえます。

お客様がレッスンを受ける目的がどのようなものであっても、努力する姿を目にするのはそれだけで刺激を受け、「自分も頑張ろう」という気持ちになります。

また、お客様が自身の指導によって目標に到達できれば、仕事への満足感につながるとともに、喜びを共有することもできるでしょう。

独立して活躍することもできる

スポーツインストラクターの中には、フリーランスとして活動する人も少なくありません。

フリーランスの場合は、業務委託契約によって限られた仕事だけを請け負うため、レッスンのみを担当するというケースも多いです。

そのため、自身の得意分野に集中できるというメリットがあります。

スポーツインストラクターとして働くデメリット

スポーツインストラクターとして働くデメリット

スポーツインストラクターにはメリットがある一方、デメリットも存在します。ここでは、スポーツインストラクターになるうえで知っておきたい3つのデメリットについてみていきましょう。

  • ・けがのリスクがある
  • ・休みが不定期になりやすい
  • ・フリーランスとして働く場合は収入が不安定になりやすい

けがのリスクがある

スポーツインストラクターとして働くには、何よりも身体を大切にしなければなりません。

業務中は基本的に身体を動かすことが多くなるため、けがのリスクが付きまといます。一度けがをしてしまうと、復帰できるまでに時間を要してしまうケースもあるため、細心の注意や管理が必要です。

年齢とともにけがのリスクは増すため、自身の身体の負担にならない範囲での業務を心がけましょう。

休みが不定期になりやすい

フィットネスクラブやスポーツジムによっては夜間営業している施設もあり、これに応じてスポーツインストラクターも業務の時間帯が幅広くなりやすいです。

正社員の場合は、シフト制で業務を回していくケースもありますが、繁忙期などは勤務時間が変動しやすいため、休日が不定期になる場合もあります。

スポーツインストラクターはサービス業にあたるため、一般的に世間で休日とされるタイミングは繁忙期となることも多いです。そのため、人によってはこの点がデメリットとなるでしょう。

フリーランスとして働く場合は収入が不安定になりやすい

スポーツインストラクターは、フリーランスとして働くことも可能です。複数の施設や個人のお客様と契約できれば、雇用されて働くより収入がアップする可能性もあるでしょう。

しかし、実力や実績がなく集客ができない場合は、収入がゼロになってしまうリスクもあります。

フリーランスは自由度の高い働き方ができる半面、毎月安定した収入を得られるとは限らないことを認識しておきましょう。

未経験からチャレンジするなら!

スポーツインストラクターは、身体を動かすことや人とのコミュニケーションを取ることが好きな人にとっては、魅力的な職業であるといえるでしょう。

しかし、スポーツや運動に関する知識や技術を的確に伝えていく必要があるため、全くの未経験からチャレンジするのはややハードルが高いかもしれません。

しかし、中には未経験からでも挑戦できる環境があります。例えば、「ストレッチトレーナー」としてキャリアをスタートする方法です。

トレーナーには、「アスレティックトレーナー」や「メディカルトレーナー」などもありますが、

ストレッチ専門店である「Dr.stretch」では、ストレッチトレーナーの研修制度が充実しており、未経験からでも活躍できます。

現在、現場で活躍するトレーナーの9割が、実は未経験からスタートでした。

また、昇給制度や資格手当をはじめ家族手当などの福利厚生にも力を入れていますので、フリーランスに比べ安定して働きやすいというメリットもあります。

ストレッチトレーナーを目指してみませんか?

身体の調子を整え、パフォーマンスを向上させていくことは、スポーツだけでなく日常のあらゆる場面においても有効です。

これらを指導するストレッチトレーナーは、幅広い方の健康に役立てる職種といえます。

ストレッチ専門店「Dr.stretch」では、メジャーリーガーのボディメンテナンスとして支持された「コアバランスストレッチ」と呼ばれる最先端技術を取り入れており、筋肉の深いところまでアプローチすることで、お客様の体質改善を目指します。

入社後も定期的な研修を通して、日々更新される情報の収集やスキルアップも望めるため、モチベーションを維持しながらトレーナーとしての経験が積みやすいです。

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