スポーツトレーナー

スポーツトレーナーとして活躍できる就職先・企業とは?

2023.07.18

健康や体力維持への意識が高まる中、スポーツトレーナーの役割はより重要性を増しています。

そこでこの記事では、スポーツジムからプロスポーツチーム、さらには個人契約までスポーツトレーナーとして活躍できる多彩な就職先を紹介します。

加えて、未経験からトレーナーにステップアップする方法、トレーナーとして就職する前に知っておきたいことについても触れていますので、興味がある方はぜひ参考にしてください。

スポーツトレーナーの主な就職先

スポーツトレーナーの主な就職先

スポーツトレーナーの主な就職先として、以下の3つがあります。次項で詳しく見ていきましょう。

  • ・スポーツジムやフィットネスクラブ
  • ・プロスポーツチームや実業団
  • ・スポーツ選手との個人契約

スポーツジムやフィットネスクラブ

スポーツジムやフィットネスクラブは、多くのスポーツトレーナーが活躍する就職先です。

例えば、スポーツジムで働く場合、トレーニングの指導や体調管理を主な業務として、お客様をサポートします。ストレッチやヨガなど、特定のプログラムを専門とするトレーナーも多く、それぞれの分野で知識と技術を活かして活躍するトレーナーは少なくありません。

また、派遣会社に登録し、派遣社員としてさまざまな勤務先で働く方法もあります。派遣先ごとに異なるトレーニングメソッドや運営スタイルに触れることができ、多彩な環境で経験を積むことが可能です。

プロスポーツチームや実業団

プロスポーツチームや実業団でのスポーツトレーナーは、チーム全体のトレーニング計画やコンディショニングの管理を担当し、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートします。

ただし、プロスポーツチームへの就職は公開求人が少なく競争が激しい傾向にあります。そのため、プロスポーツチームのトレーナーを目指す場合は、トレーナーとしての実績を積み重ね、数少ないポジションを狙っていく必要があるでしょう。

また、プロスポーツチームや実業団の他に、地域のスポーツ団体や学校でコーチとして働く方法もあります。こうした場では、地域社会への貢献や若いアスリートの育成に関われる点が魅力といえます。

スポーツ選手との個人契約

スポーツトレーナーには、プロスポーツ選手と個人契約を結んで働くという選択肢もあります。

特定のアスリートの専属サポートとして、選手のパフォーマンス向上を目的としたトレーニングプログラムの管理や、フィジカルケア、メンタルサポートが主な業務です。

しかしながら、個人契約は一定期間ごとに更新される契約であることが多いため、専門スキルと個人間の信頼関係が長期契約を結ぶためのポイントとなります。

スポーツ選手との個人契約は、トレーナーにとって高いレベルの技術と責任を求められますが、選手のパフォーマンス向上に直接貢献することで、大きな満足感を得られる働き方です。

スポーツトレーナーの主な働き方

スポーツトレーナーの主な働き方

続いて、スポーツトレーナーの主な働き方を紹介します。具体的には、以下の3つです。

・フリーランス
・契約社員・派遣社員
・正社員

フリーランス

フリーランスのスポーツトレーナーは、個人事業主としてスポーツジムやフィットネスクラブで働く、あるいはチームや個人と契約を結んで活動します。

フリーランスはスポーツトレーナーとしての経験やスキルが重視され、初心者がすぐに成功するのは難しいことが多いです。しかし、正社員に比べて働き方の自由度が高いため、ライフスタイルにあ
わせて仕事を調整できる点は大きなメリットといえます。

成功すれば高収入を得ることも可能な半面、収入が不安定になるリスクも伴います。自身で営業活動や顧客との契約、価格交渉を行う必要があるので、本来のトレーナー業務に集中しづらい場合もあるでしょう。

契約社員・派遣社員

働く期間を定め、さまざまな経験を積みたいと考える場合には、契約社員や派遣社員として働く方法もあります。

異なる施設やグループで働く機会が得られ、職業的な柔軟性を高めるのに役立ちます。

一方で、特定の分野で専門性を深めたいトレーナーにとっては、契約期間の縛りがデメリットとなり得るケースもあるでしょう。期間限定での職場変更が、専門スキルの習得を妨げる可能性もあるため、将来のキャリアを見据えたうえで慎重に判断する必要があります。

正社員

正社員として働く方法には、企業や実業団、さらには医療施設での雇用などが含まれます。特に、医療系の国家資格を保有している場合は、医療施設に勤めながらトレーナーとして活躍するケースもあるでしょう。

また、スポーツジムやフィットネスクラブといった施設で正社員を募集していることも多いです。他にも、ストレッチの専門店でコンディショニングトレーナーを募集しているケースもあります。

なお、正社員はフリーランスや契約社員・派遣社員に比べて収入が安定するため、経済的な不安を減らせる点がメリットです。福利厚生の面でも健康保険や研修制度などが整っています。

さらに、専門性を深めたいトレーナーにとっては、自身の得意分野に集中しやすいところも利点です。フリーランスに比べて、本業に専念しやすい環境は大きな違いといえます。

スポーツトレーナーの主な業務内容

スポーツトレーナーの主な業務内容

ここからは、スポーツトレーナーの主な業務内容について解説します。

トレーニング指導やメニューの作成

スポーツトレーナーは、お客様の体力レベルやスポーツ選手の競技特性にあわせたトレーニングプログラムを作成します。筋力向上、持久力強化、柔軟性向上など、多岐にわたる運動プログラムを組み立て、一人一人にあわせて最適なメニューを作ります。

また、トレーニングの各セッションに参加し、指導やサポートを行うことも業務の一つです。正しいフォームで運動を行えるように確認し、効率的な運動方法を指導することで、トレーニングの質を保証します。

さらに、トレーニングの進捗を常に監督し、必要に応じてトレーニングメニューを調節することが求められます。

けがの治療や予防

スポーツトレーナーにとって、けがの治療や予防も重要な業務の一つです。

トレーナーは、アスリートがトレーニングや競技中にけがをしないよう、適切なストレッチや予防ケアの技術を指導します。例えば、ウォームアップやクールダウンの手法、筋肉の状態を最適に保つためのストレッチングなどが含まれます。

また、医療資格を持つトレーナーの場合、けがをしたときの具体的な治療やリハビリテーションも行います。これにより、選手は適切なケアを受けながら競技への復帰を目指すことができるのです。

健康面のコンディション管理

スポーツジムやフィットネスクラブに勤める場合、お客様の健康管理とコンディショニングを重視した指導を行うこともあります。具体的には、体力向上のための適切な運動プログラムの提供、栄養に関する助言、そして心理的なサポートが含まれます。

コンディショニング管理は、お客様が心身ともに健康的な生活を送れるように設計し、個々のニーズにあわせてカスタマイズされることが多いです。

また、スポーツ選手をサポートする場合は、トレーナーの業務はさらに広範囲におよびます。例えば、睡眠の質を向上させるためのアドバイスや、パフォーマンスに直結する精神面のサポートなども、トレーナーの大切な業務です。選手が良好な状態を保つための幅広い支援を実施します。

スポーツトレーナーとして就職する前に知っておきたい2つのこと

スポーツトレーナーとして就職する前に知っておきたい2つのこと

スポーツトレーナーとしての道を歩む前に、知っておきたい2つのことがあります。次項で詳しく見ていきましょう。

1. 関連する資格を取得しておく

スポーツトレーナーは、スポーツや健康、身体のメカニズムに関する深い知識が必要とされるため、関連する資格を取得しておくと就職するときや独立の際に役立ちます。

資格にはいくつか種類があり、スポーツトレーナーとして必要とされる専門資格を取得することで、専門性を証明でき信頼性を高めることにもつながるでしょう。

例えば、医療関連の国家資格があると、スポーツ現場でのけがの初期対応やリハビリテーションに直接携わることができます。

2. スポーツトレーナーとしての適性を知っておく

専門的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力や協調性も、スポーツトレーナーにとっては重要な要素です。

仕事を効果的に進めるためには、お客様やスポーツ選手、職場のスタッフとの円滑なコミュニケーションが求められます。また、プレッシャーが伴う状況下での冷静な判断力や、常に新しい技術や知識を学び続ける向上心も必要です。

そのため、就職前に自己評価を行い、求められるスキルが自分に備わっているかどうかを確認することは、キャリアをスムーズにスタートさせるために大切といえます。

たとえ、適性がないと明らかになった場合でも「改善する機会」として捉え、将来の自分の成長につなげることが重要であり、これが適正を知る目的です。

未経験で就職し、実践でスキルを培う方法もある

未経験で就職し、実践でスキルを培う方法もある

スポーツトレーナーを目指すにあたって大学や専門学校を卒業する、あるいは資格取得後にトレーナーとして就職する方法がある一方で、未経験からスポーツジムやフィットネスクラブに就職し、実践を通じてスキルを培う方法もあります。

トレーナーの日常を間近で見て学べて、実際の仕事を通じて価値ある経験を積むことが可能です。

特に、社内研修が充実している企業や人材育成に熱心な組織であれば、働きながら必要な知識と実践的な経験を身に付けることができるでしょう。

こうした環境では、お客様とのコミュニケーションや個々のニーズに応じたコンディショニングの方法など、実際のトレーナー業務に直結するスキルが自然と磨かれていきます。

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Dr.stretchは、メジャーリーグで採用された「コアバランスストレッチ」を、一般の方にも提供できるようアレンジしているストレッチ専門店です。

そして、「コンディショニングトレーナー」の役割は、お客様の姿勢を整えたり、最適な身体の状態を保つためのストレッチを実施することです。

Dr.stretchでは、新人研修をはじめスキルアップ研修など独自の研修制度が充実していますので、未経験であっても問題はなく、徐々に専門知識と技術を習得できます。

コンディショニングトレーナーとして活躍することは、お客様の健康とウェルネスへの貢献はもちろん、多くの人々の生活の質を向上させることにもつながります。

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